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2010年12月 7日 (火)

米国西岸の有名海岸局「KPH」局は廃止になったが・・・

アメリカのサンフランシスコにあった海岸局が1997年に廃止されたが、当時の終了メッセージをモールスで送る画像がyou Tubeにあるという。かの有名な呼出符号「KPH:San Francisco, Calif. Radio RCA」が長い歴史を終えて、静かに消え去って行った。これは正に「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」であり、移動体通信のデジタル化、衛星通信化によって、歴史有るモールスによる通信は消え去ってしまうのである。

かつて船舶通信士として、KPH局に世話になった私としては寂しい限りである。1965年~1975年までの10年間、東北丸(チップ運搬船:JGRB)、向陽丸(木材運搬:JPIK)、祥川丸(貨物船:JBFB)に通信士として乗船していた時は、KPH局経由でオレゴン州やワシントン州の船舶代理店宛に無線電報を送ったものである。

音楽のように滑らかで耳に心地よいモールス符号、オペレーターの息遣い、通信士同士だけに通じる心情など、我々の船舶局と海岸局KPHの間には確かな信頼があった。勿論、同じ時期の1996年と1999年に廃局になった日本の海岸局、JCS(銚子無線)、JOS(長崎無線)を通しても同じ体験をしたものであった。

海岸局のKPH(San Francisco Calf. Radio)は1997年に廃止されたが、その無線設備はアマチュア無線のクラブ局として活用されている。その呼出符号は「K6KPH」である。メンバーは、廃止された海岸局の「KPH」の元オペレータで構成されているという。カリフォルニア州のPt Reyesにある受信局と、Bolinasにある送信局(送信局は受信局より遠隔操作できる)を、動作可能な状態で維持しているとのことであった。

日本の海岸局(JOSやJCS)は早々に解体され、更地にされてしまったが、無線通信の史跡として残すことなどは全く考えられなかったのだろう。それだけ日本国には遊び心を持って生きていくような、国家の品格というものを失ってしまったのであろう。

★参考URL:日本商船隊の衰退に思う
http://www.jomon.ne.jp/~ja7bal/shipradio.htm

Kphradio ★1982年(昭和57年)頃のKPH局の運用データ
世界海上無線通信資料(NAVIGATIONAL RADIO AIDS)
株式会社 無線通信社  1982年2月20日発行、定価6000円
の360ページから引用した。

★KPH廃局 終了メッセージ(昔、KPHに世話になった筆者がモールス信号を受信し、筆記することで感謝の意を伝えたい)
「電文」
CQ CQ CQ de KPH/KFS/KSM
NW Please join us for the traditional closing message =

Dear goddess the members of the maritime radio historical society are your humble servants and we thank you for protecting us this past year as we continued our stewardship of the stations KPH and KSM the music of morse has gladdened the hearts of many as we have crosseb the barriers of time and space we ask your aid and guidance in our decisions and actions during the coming year that we may be worthy of the equipment and tradition that has been entrusted into our humble hands bless also the ears around the world that share the fruits of our labours z u t 73/88 DA de KPH/KFS/KSM CL AR

35年ぶりにYou Tubeの画像によるKPHのモールスを聴いたが、廃局になったことは陸に上がった河童には知るよしもなかった。私が船舶通信士時代に聴いていた名調子は変わっていなかったが、今後、聴く事がないと思うとまことに残念でならない。 de JA7BAL 船舶通信士OB。

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コメント

間/JA5FP 様

コメント真にありがとうございました。KPHの廃局もJCSやJOSの廃局も時代の流れには逆らえなかったのでありますが、モールスによる通信が消え去っていくことには、一抹の寂しさがあります。

インマルサットやGMDSSによる通信が主流となってしまったことで、画像情報や膨大なデータ伝送には追従できないモールスによる通信方式は消え去るしかなかったのでありますが、残念な事でありました。

すべてのシステムがダウンした時に、最後の通信手段として残しておくべきものが、搬送波のオンオフによるモールスなのですが通常は無用の長物として置いておく事には抵抗があったのでしょうね。

KPHは廃局になりましたが、KPHに勤務したことがるアマチュア無線家達がいまでもK6KPHとして運用していることは羨ましい事だと思っております。その点、JCSやJOSがあった日本国には無線関係遺跡として残されてはおりません。

それから、間さんは微弱信号受信のWSPRを運用されておられる件をそちら様のホームページで見させていただきました。当局は、PSK31、JT65、FT8などで一応、微弱信号送受ソフトでDX通信を主体に運用しております。

FT8などで送信したあとは、Display Reception Reportsなど https://pskreporter.info/pskmap.html でどの程度まで届いているかを確認しております。hi

なお、KPHの廃局に関しましては、ブログ以外に「弘前の津軽衆」のHPでもとりあげております。http://ja7bal.la.coocan.jp/KPHradio.htm

いずれにしても、最後までモールス通信が生き残って行くのは、アマチュア無線界だけのようであります。しかしながら、アマチュア無線技士の国家試験から電気通信術の実技試験が無くなってしまいましたので、これもいずれ消え去っていく運命にあるのでしょう。その始まりが、FT8などの通信方式なのだと思っている所です。(^^;

間さんは、二文字の会にも参加されておられるようですが、JA9JX(小島さん)もメンバーでしょうね。毎年ビッグサイトでのハムフェアにブースをだしていると聞いております。今後もFBに頑張ってください。
de JA7BAL 73!

私も通信士を飯の種にしてきたので、あなたのコメントに感動しました。
KPHを記念する活動は素晴らしいですね。ご存知でしょうが、アマチュアバンドの受信も継続しております。私はLF帯でWSPRを
やっていますが、 http://wsprnet.org/drupal/wsprnet/spots でKPHのレポートを見るのが楽しみです。

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