フォト

JA7BAL Log serch

  • Click to Clublog for JA7BAL

管理しているサイト

無料ブログはココログ

« LEAPFROG EXPRESSの修理報告(弘前おもちゃ病院) | トップページ | 今日は秋晴れの良い天気となっている。10日の朔日山はご来光を拝むことができなかった。 »

2018年9月 7日 (金)

平成30年北海道胆振東部地震に思うこと

【天気および台風21号と胆振東部地震に思う】
今日は朝から曇っており、午後からは雨が降ってくるとの事であった。気温は26℃と比較的涼しい日となっている。環境放射線は参考値であるが、0.045μSv/hであった。6日の午前3時8分に発生した震度7の平成30年北海道胆振東部地震で、弘前は震度3であった。NHKのラジオ深夜便を聞いていたら、緊急地震警報(速報)の「ビョロン・ビョロン」という警報音が鳴ったのである。

そこで、NHKのテレビを見たら震度6強の地震が胆振地方で発生したのことであった。最初は、停電の情報ばかりであったが、明るくなると各所で地滑り等の土砂災害(厚真付近)や液状化被害(札幌市清田区付近)が多発していたことが分かったのであった。その後、震度が6強から震度7になったのであるが、それにしても、こうも簡単にブラックアウトが発生するものなのであろうか。

苫東厚真火力発電所(とまとうあつまかりょくはつでんしょ:165万kW)が地震で緊急停止したため、ほかの火力発電所も自動的に停止し、北海道の297万戸全部が停電に追い込まれたのである。大きな原因は、苫東厚真火力発電所が道内の消費電力(約310万kW)の半分近くを供給していたことであろう。つまり、発電量を一ケ所に集中させたことがブラックアウトの原因となってしまったのである。

日本国政府(経産省)や電力村や原発村等の方針で、分散型の発電方式を否定してきた結果がこれである。発電量を一極集中して来た弊害が今回の北海道全道の停電に繋がってしまったのである。今後は、分散型発電や風力や太陽光発電など再生可能なエネルギーを上手く組み合わせたシステムを構築して欲しいものである。報道では世耕経産相が、北海道の電力の復旧状況だけを言っているが、ブラックアウトに関することは一言も言っていない事が気になっている。

北海道電力は本州から不足分の電力の配電を受けるために、60万kWの連系設備を持っているが、これに加えて、新たに30万kWを増強する工事を進めている。青函トンネルを利用して北海道の北斗市と青森県の今別町を結ぶ新しいルートである。だが、本州から北海道に電力(60万kW)を送るには損失が少ない直流にして送電する必要がある。

今別町で交流から直流へ、北斗市で直流から交流に変換する必要があるのだ。しかし、北海道側が停電していたのではこの変換所は機能しないのである。北海道側が正常に発電していることが本州から不足分の配電を受ける条件となる。ところが、今回はそれが機能しなかったのであった。また、泊原発が停止中であったことは、不幸中の幸いであった。そうでなければ、外部電源の喪失によって福島第一原発の事故と同じような事になっていたかも知れないのである。

また、今回の台風21号で関空のA滑走路付近が水没してしまったこと、関空と陸地を結ぶ橋にタンカーが衝突したこと、思った以上の暴風のために大阪で大きな被害があったこと、等々、いわゆる「想定外」と言われてきたことが、ここまで来ると「想定外」ではなくなってしまう。想定外の出来事が今は普通のことになってしまったのではないか。天災と人災が相まって被害が拡大したのではないかと思っている。

北海道も台風21号の影響で多量の雨が降った後に、今回の大地震が発生したため、北海道の全道停電(ブラックアウト)が発生、各所で土砂災害が多発したのであった。運が悪いと言えばそうなるが、熊本地震以来、西日本豪雨災害、今回の胆振東部地震まで被害が拡大してきているのは、自然の猛威だけではない社会インフラの劣化(トンネル、橋梁、道路、河川整備など)が有るのではないかと思う所である。

西日本豪雨災害(広島、岡山、愛媛)の時にも言ったのであるが、陸路が遮断された時に瀬戸内海を利用した船舶輸送での災害復旧システムの構築を考えて欲しいと言った。今回の関空の浸水被害の時は、神戸までの高速船が残されていた乗客を運んで活躍した。そして、昨日の平成30年北海道胆振東部地震の時は、陸路(鉄道、道路)および航空路の使用が不可能となってしまったが、津軽海峡を挟んで北海道(室蘭、苫小牧、函館)と青森県(青森市、八戸市、大間町、野辺地)を結ぶ、船舶(青函フェリー等)が大活躍したのであった。

中でも注目すべきは、青森県大湊から海上自衛隊 大湊地方隊所属の多用途支援艦「すおう:980トン」が苫小牧港へ向けて災害派遣のために出港したことである。東日本大震災の時も活躍したのだが、今回の胆振東部地震でも活躍してくれるに違いないのである。このような支援に一般の船舶(カーフェリー、連絡船、貨物船、タンカー)などを組み込んだ災害救援システムがあれば良いと思う次第である。

四面海に囲まれた日本は、災害時に海路を利用した船舶による救助、輸送、災害復旧が効果的だと思うのであるが、いかんせん海洋国家ではなく、海岸国家であるから船舶を軽視して来たのであった。その方針が今後とも災害復旧のガンとなる事であろう。日本船籍の貨物船を廃止し、第三国の船舶を傭船して貿易をしている日本国、技術立国を衰退させる若者の理数科離れ、派遣や臨時雇用などによる雇用不安と年収250万円前後の若者の格差を当然としている社会、これでは日本国は持たない。

息を吐くように嘘を言う日本のトップ、それを太鼓持ちのようにおだてる取り巻き、自公一強の政治状況の悪循環などにより、官僚群の官邸側への忖度、森加計問題の棚上げに繋がっている。官公庁の障害者雇用の水増しなどは許されものではない。この後は、自民党総裁の選挙が実施されるが、このままで良いのであろうかと思う次第である。総裁が誰になっても、災害の多発に備えた救援システム、災害復旧システム、船舶、航空機、車両を網羅した災害対策要綱等の作成をして欲しいものである。

« LEAPFROG EXPRESSの修理報告(弘前おもちゃ病院) | トップページ | 今日は秋晴れの良い天気となっている。10日の朔日山はご来光を拝むことができなかった。 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/536014/67140466

この記事へのトラックバック一覧です: 平成30年北海道胆振東部地震に思うこと:

« LEAPFROG EXPRESSの修理報告(弘前おもちゃ病院) | トップページ | 今日は秋晴れの良い天気となっている。10日の朔日山はご来光を拝むことができなかった。 »

Solar-Terrestrial

2018年11月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

最近のコメント

最近のトラックバック